それぞれの春…、それぞれのきらめきへ…(3)
2017.3.29(水) 〜ロシアからの便り〜
ロシアに来て2ヶ月、人が増えたり減ったり、テストの為の踊りをしていたり色んなことがありました。
そして初めて海外のバレエ団のオーディションに行きました!
日本のオーディションとは違い、メールでビデオや履歴書を送ってオーディション受けるタイプでした。
海外のオーディションは大勢で受けるオーディションもありますが、プライベートオーディションもあります。
私が行ったのはカナダナショナルバレエ団です。
今回はカンパニーのダンサーのクラスに参加させてもらうプライベートオーディション。このカンパニーは招待制で招待された人しか受けられません。
初めてのカナダに行くので色々調べ、ホテルや飛行機、VISAもロシアから取りました。
空港へ行くまでのタクシーは寮母さんに呼んでもらうことも出来たのですが、今回はすべて自分で手配しました!携帯のアプリでタクシーを時間と場所を指定して予約できました。今の時代便利!笑
VISAが心配でしたが何とかカナダへ入国できました。カナダはいろんな国の人が住んでいて、服装もおしゃれでした。街は汚くてホームレスもたくさんいました。
お店はなんでもあり、日本食のレストランが多かったです。

古く可愛いデザインの家もあれば、雲で上が見えないくらいの高層ビルがあったりで別の星に来ているみたいで、わくわくしました。

空港からは電車とメトロを使いました。



どれがどのお金か分からず、とても大変でした。
1ドルとか書いてないので…。
日本みたいに分かりやすく数字を書いてくれーっと思いました。(1番困ったのは昔ドバイの空港を使ったとき、アラブのお金でお釣りが帰ってきたこと。数字もアラブの数字なので、なんて書いてあるか分かりませんでした。笑)
今回はホテルではなく、カナダに住んでる人の家の一部屋を借りました!
ホストの方はとてもフレンドリーで優しく癒やされました。
そこの家には猫が3匹もいて、シャイな猫も異常なほど懐いてくれて、ホストの方は初めてみた!と驚いていました。
どうせカナダ行くならバレエ団の舞台も見たい!と思ったので、これもまたロシアにいたときにネットで予約しました!
チケットはほぼ完売で、空いてるところは数席でした。でも4階の真ん中の1番前が1つだけ空いていてラッキーでした!泊まった場所から劇場まで歩いて15分くらいなので、歩いて行きました。

演目はピノキオ!!
カナダナショナルバレエ団 ピノキオ紹介 ユーチューブ →

初演で最後の日でした!
すごくすごく面白かったです。
歌うわけではありませんが、ミュージカルみたいにセリフがあって、客席の人たちはそのセリフで笑ったりしていました。あとでバレエ団のダンサーに聞いたところ、マイクをつけて踊っているそうです。
踊りも、セットも素晴らしく、映像を使ったり、現代風にしてあったり、カナダらしくしてあったり…
泳ぐシーンなんかは、ロープで宙に浮いていました!
さすがダンサー。体感が素晴らしく、難しいはずの空中での動きも驚くほど自然でした。
カナダ人はとってもフレンドリーで優しく、隣に座っているおばあさんにも「楽しんでる?」って聞かれたりしました。
ロシアに慣れてるとフレンドリーな対応に慣れてないのであたふたしました笑
でもすぐに慣れてたくさん話して、明日オーディションだと言うことを伝えるとすごく喜んでくれて、名前まで聞かれました。
舞台が終わると「次あそこで踊るのはあなたのばんね!」と楽しみにしてると言ってくれました。
帰り道は嬉しさと緊張で、お腹が痛かったです。笑
次の日、オーディション当日。
スタジオは劇場の場所とは違い歩けない距離ではないので歩きました。40分くらい。お金が分からなくてトラウマなのでメトロは使いませんでした。笑
スタジオは広くてYouTubeでよく見るスタジオでした。
昨日舞台で踊ってたゼペットおじいさんの真後ろでバーをやりました!
斜め前にはスベトラーナルンキナ!
ピノキオもあとから来ました!
舞台ではあんなふうに見えるのに、実際はこうなんだとか見比べてしまいました!いい意味で!
私もこうなりたい、と目標もできました。
久しぶりの平らな床でのレッスンはとっても大変でした。
ポワントだったし、斜めの床の感覚で踊ってしまったり…大変でした。
でもすごく楽しかったです。
前日舞台に出てた人たちの中で踊るのはとてもいい経験になりました!
次の日はトロントの街を歩き回って観光やゆっくりして、後日お金を理解できた私はメトロと電車を難なく使って帰国?しました!
帰りの空港ではチェックインカウンターの人と世間話ができるくらいカナダのフレンドリーな性格に慣れました!
初めてカナダへ来た日はロシアへ帰りたいと思っていましたが、何日か過ごすうちにカナダも好きになりました!
またカナダに行けるよう祈ってます!
ラパンの皆が日本で楽しく一生懸命踊りを学んでいることを想像して、それを励みにロシアの残りの生活を過ごしたいと思います♫
ーーーーーーーー
(2017.4.1)
この経験から得たもの、気づきは大きかった様子。自分の足りないところ、そしてこれから必要な成長、取り組みが明確にわかったようです。
何れにしても初めてのオーディション。まだまだチェレンジは続きます。
ロシア〜カナダそしてとんぼ返りでロシアに戻る、という強行スケジュールには相当疲れたようでしたが、なかなかできない経験にありがたく思います。
みんなそれぞれ、自分たちに敷かれた道を一生懸命たどっています。
それぞれ、この先にどんな世界が待っているのか、自分たちの足で道を決め歩み始めたSクラスのお姉さんたち。これから先の出来事はバレエの神様にお預けして、今しばらく見守り応援したいです。
カナダナショナルバレエ団HP
ロシアに来て2ヶ月、人が増えたり減ったり、テストの為の踊りをしていたり色んなことがありました。
そして初めて海外のバレエ団のオーディションに行きました!
日本のオーディションとは違い、メールでビデオや履歴書を送ってオーディション受けるタイプでした。
海外のオーディションは大勢で受けるオーディションもありますが、プライベートオーディションもあります。
私が行ったのはカナダナショナルバレエ団です。
今回はカンパニーのダンサーのクラスに参加させてもらうプライベートオーディション。このカンパニーは招待制で招待された人しか受けられません。
初めてのカナダに行くので色々調べ、ホテルや飛行機、VISAもロシアから取りました。
空港へ行くまでのタクシーは寮母さんに呼んでもらうことも出来たのですが、今回はすべて自分で手配しました!携帯のアプリでタクシーを時間と場所を指定して予約できました。今の時代便利!笑
VISAが心配でしたが何とかカナダへ入国できました。カナダはいろんな国の人が住んでいて、服装もおしゃれでした。街は汚くてホームレスもたくさんいました。
お店はなんでもあり、日本食のレストランが多かったです。

古く可愛いデザインの家もあれば、雲で上が見えないくらいの高層ビルがあったりで別の星に来ているみたいで、わくわくしました。

空港からは電車とメトロを使いました。



どれがどのお金か分からず、とても大変でした。
1ドルとか書いてないので…。
日本みたいに分かりやすく数字を書いてくれーっと思いました。(1番困ったのは昔ドバイの空港を使ったとき、アラブのお金でお釣りが帰ってきたこと。数字もアラブの数字なので、なんて書いてあるか分かりませんでした。笑)
今回はホテルではなく、カナダに住んでる人の家の一部屋を借りました!
ホストの方はとてもフレンドリーで優しく癒やされました。
そこの家には猫が3匹もいて、シャイな猫も異常なほど懐いてくれて、ホストの方は初めてみた!と驚いていました。
どうせカナダ行くならバレエ団の舞台も見たい!と思ったので、これもまたロシアにいたときにネットで予約しました!
チケットはほぼ完売で、空いてるところは数席でした。でも4階の真ん中の1番前が1つだけ空いていてラッキーでした!泊まった場所から劇場まで歩いて15分くらいなので、歩いて行きました。

演目はピノキオ!!
カナダナショナルバレエ団 ピノキオ紹介 ユーチューブ →

初演で最後の日でした!
すごくすごく面白かったです。
歌うわけではありませんが、ミュージカルみたいにセリフがあって、客席の人たちはそのセリフで笑ったりしていました。あとでバレエ団のダンサーに聞いたところ、マイクをつけて踊っているそうです。
踊りも、セットも素晴らしく、映像を使ったり、現代風にしてあったり、カナダらしくしてあったり…
泳ぐシーンなんかは、ロープで宙に浮いていました!
さすがダンサー。体感が素晴らしく、難しいはずの空中での動きも驚くほど自然でした。
カナダ人はとってもフレンドリーで優しく、隣に座っているおばあさんにも「楽しんでる?」って聞かれたりしました。
ロシアに慣れてるとフレンドリーな対応に慣れてないのであたふたしました笑
でもすぐに慣れてたくさん話して、明日オーディションだと言うことを伝えるとすごく喜んでくれて、名前まで聞かれました。
舞台が終わると「次あそこで踊るのはあなたのばんね!」と楽しみにしてると言ってくれました。
帰り道は嬉しさと緊張で、お腹が痛かったです。笑
次の日、オーディション当日。
スタジオは劇場の場所とは違い歩けない距離ではないので歩きました。40分くらい。お金が分からなくてトラウマなのでメトロは使いませんでした。笑
スタジオは広くてYouTubeでよく見るスタジオでした。
昨日舞台で踊ってたゼペットおじいさんの真後ろでバーをやりました!
斜め前にはスベトラーナルンキナ!
ピノキオもあとから来ました!
舞台ではあんなふうに見えるのに、実際はこうなんだとか見比べてしまいました!いい意味で!
私もこうなりたい、と目標もできました。
久しぶりの平らな床でのレッスンはとっても大変でした。
ポワントだったし、斜めの床の感覚で踊ってしまったり…大変でした。
でもすごく楽しかったです。
前日舞台に出てた人たちの中で踊るのはとてもいい経験になりました!
次の日はトロントの街を歩き回って観光やゆっくりして、後日お金を理解できた私はメトロと電車を難なく使って帰国?しました!
帰りの空港ではチェックインカウンターの人と世間話ができるくらいカナダのフレンドリーな性格に慣れました!
初めてカナダへ来た日はロシアへ帰りたいと思っていましたが、何日か過ごすうちにカナダも好きになりました!
またカナダに行けるよう祈ってます!
ラパンの皆が日本で楽しく一生懸命踊りを学んでいることを想像して、それを励みにロシアの残りの生活を過ごしたいと思います♫
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(2017.4.1)
この経験から得たもの、気づきは大きかった様子。自分の足りないところ、そしてこれから必要な成長、取り組みが明確にわかったようです。
何れにしても初めてのオーディション。まだまだチェレンジは続きます。
ロシア〜カナダそしてとんぼ返りでロシアに戻る、という強行スケジュールには相当疲れたようでしたが、なかなかできない経験にありがたく思います。
みんなそれぞれ、自分たちに敷かれた道を一生懸命たどっています。
それぞれ、この先にどんな世界が待っているのか、自分たちの足で道を決め歩み始めたSクラスのお姉さんたち。これから先の出来事はバレエの神様にお預けして、今しばらく見守り応援したいです。
カナダナショナルバレエ団HP
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